ナリーズとは、純粋にへら鮒釣りを愛する者達の完全に自由なコミュニティーです。
会長・江成 公隆の理念である「理論なくして釣果なし」「1位もビリもただの人」の下、 集結した釣り馬鹿の輪に貴方も加わりませんか?
当クラブでは、新規入会はもちろん、ゲスト参加や見学等も大歓迎です。
ナリーズとは、純粋にへら鮒釣りを愛する者達の完全に自由なコミュニティーです。
会長・江成 公隆の理念である「理論なくして釣果なし」「1位もビリもただの人」の下、 集結した釣り馬鹿の輪に貴方も加わりませんか?
当クラブでは、新規入会はもちろん、ゲスト参加や見学等も大歓迎です。
ナリーズは結成から16年。月例会を本格始動させてからも14年が経過しました。その間、100人規模のナリーズ杯を開催したり、ナリーズ誕生の発端となった私の連載が終了したりと、いろいろな出来事がありました。
東日本大震災後は、例会開催の是非も悩みました。例会当日を楽しく過ごせればそれで良い、では済まされない現実に直面したのです。この釣りを通して我々に出来ることは、何があるだろうか? そんなことを、あらためて考え直すきっかけとなったのは間違いありません。
遊びも多様化し、政治経済だけでなく哲学的にも先行きの不安な世にあって、どこのクラブも会員数が減少するのは避けられない時代のようです。
会長でありながら皆勤していない時期があるなど、私も大きなことは言えないのですが、それでもナリーズにはやるべきことがあるとの思いから、解散という道を選ばずに今日まで続けてきました。意地ではありません。そのへんのお話はここでは詳しく書きませんが、ナリーズには夢があるとだけ書いておきましょう。
会長でありながら皆勤していない時期があるなど、私も大きなことは言えないのですが、それでもナリーズにはやるべきことがあるとの思いから、解散という道を選ばずに今日まで続けてきました。意地ではありません。そのへんのお話はここでは詳しく書きませんが、ナリーズには夢があるとだけ書いておきましょう。
へら鮒釣りは、ほんの一部の方を除き、基本的に遊びです。釣れない釣りで、その日はストレスに感じたとしても、長い目で見ればそれは、人生の大切な癒やしになっているのです。そんな大切な時間だからこそ、楽しみ方は人それぞれ。我々には、価値観を押し付けるつもりは全くありません。たとえ新しい楽しみ方の提案はしたとしてもです。
少人数のクラブながら、中には倒し甲斐のある会員は居ます。競技に燃える熱い会員は、皆勤してガチンコでやれば良いのです。ただし魚釣りは本来、対・人ではなく対・魚です。なので負け惜しみではなく心から、月に一度の仲間との顔合わせが楽しみだと感じる会員や、ウキを眺めているだけで充分だという会員は、帰りの運転に支障のない範囲で朝から飲んじゃったってイイ。疲れたらお昼寝していただいて結構。周囲の士気を下げる心配は無用です。
ナリーズは、運営や参加意識における会員間の温度差を、互いに認め合うことが出来るクラブを目指しています。良い意味悪い意味両面で、人生に忙しくなって釣りどころではなくなってしまっても、やはり遊びは大切だよなと、ふと思い出した時にいつでも戻って来られる場所で、ナリーズはあるべき。そう考えています。
へら鮒釣りより面白いと感じる遊びに夢中になっても、もう一度やりたいと感じれば、あの頃の仲間が待っていてくれるクラブ。ナリーズはそういうクラブです。他所のクラブを批判する気は毛頭ありませんが、選んでよかったと感じていただけるクラブだと自負しています。釣り場ではちょっとウルサイですけどね。
ナリーズはニュートラル。常々あちらこちらでそう書いてきました。しかしながら、過去にはメーカーのフィールドテスターも在籍していたり、某誌での元バトルチャンピオンが在籍していたりと、オール一般人、と括るには無理があるのかもしれませんね。それでも、ナリーズはニュートラルなのです。こんなにニュートラルなクラブはそうはありません。この話の本質を理解していただくためには、ぜひ我々にジョインしてください。
現代トーナメントシーンを象徴するセット釣りにおいて、誰かのコピーではないメソッドを提示し、冠はともかく一時代を築いた横綱レッドサンダーの破壊力は、圧巻です。見た目より音無のスタイルですが(笑)。「なぜにナリーズ?」元スーパースターのガッツも、我々の輪に加わってすでに4年。18年に年間チャンピオン、2019年はG杯全国出場と、完全復活です。そして、おバカな歴代幹事長、キャラ濃すぎの四天王と、個性豊かなメンバーばかりです。
これから出会うであろう皆さまには、是非我々を利用していただきたいと思っています。癒しを求める方は、ただただ笑い転げていただいていれば良いですが、何かの勘違いなり野心なりで入会されるのも構いません。エンドレスなディスカッションは、毎月例会後のお約束です。より良いへら鮒釣りの未来に繋がるのなら、いつでも踏み台にされるのは大歓迎です。
※2020年以降はコロナにより、不自由な生活を強いられました。ナリーズでも、2020年は3ヶ月間、2021年は8回を流会とし、再開しても例会後の会食は見送りました。「釣りは密ではない」という世論に後押しされ、一時的に釣り業界は潤ったようですが、心から楽しめる日々が来るよう、一日も早く終息することを願います。
ナリーズ会長 江成 公隆
2022.1.1更新
ナリーズは、月刊「へら鮒」の「トーナメンター復活への道。」という連載の中で出来たクラブです。「結果が出るまで続ける」と言ってくれた田中編集長の気持ちを無視し、情熱の低下を理由に復活前に連載を終わらせた私には、何も言う資格はないと思っていました。私の連載のファンクラブ的な要素もあった初期ナリーズにおいて、会員を落胆させた罪も大きいと認識しています。
連載終了で疎遠になっても、たまに接点があれば田中編集長に謝意を伝えてきましたので、心のなかで彼がどう思っていたかは知りませんが、表向きは良好な関係は継続していたと思っています。
波風が立ったとしたら、昨年でしょう。ライバル誌「へら専科」に、私のスポット的な寄稿が決まりました。田中編集長にメールで報告したところ、とても喜んでくれていましたが、その後連載も持ち、まさか単月で複数本の記事を書くとは思っていなかったのではないでしょうか。
当時よりも多い露出は、「失った筈の情熱」そのものが為せるものであり、たしかに一度裏切られた側にしてみれば面白くないと感じても不思議ではありません。シェアを奪い合うという資本主義的な構図の中で、私の行為は明らかに敵対行為であると、多くの友人から忠告されました。見知らぬ人からの誹謗中傷も然り。
波風が立ったとしたら、昨年でしょう。ライバル誌「へら専科」に、私のスポット的な寄稿が決まりました。田中編集長にメールで報告したところ、とても喜んでくれていましたが、その後連載も持ち、まさか単月で複数本の記事を書くとは思っていなかったのではないでしょうか。
当時よりも多い露出は、「失った筈の情熱」そのものが為せるものであり、たしかに一度裏切られた側にしてみれば面白くないと感じても不思議ではありません。シェアを奪い合うという資本主義的な構図の中で、私の行為は明らかに敵対行為であると、多くの友人から忠告されました。見知らぬ人からの誹謗中傷も然り。
もちろん、連載継続は純粋な好意ではなかった可能性も承知しています。編集長としても中途半端な状態では終えることができず、悩んでいたのかもしれないですよね。ダラダラと釣りに無関係なネタを書き続ける困った執筆者を、周囲の騒音から庇い続けるしかなかったという現実。であれば、ケツも叩いて当然です。それが、執筆者自らタオルを投げ入れるとは言語道断、というストーリーです。こちらの方が、怨念は後を引きそうですね。本当に申し訳ない気持ちです。
でも、もう後戻りはできないのです。へら専科の熊谷編集長も、へら鮒の田中編集長と同じように古い友人です。過去に接点がまったくなかった訳ではありません。「トーナメンター〜」以前に、へら専科では表紙になっているほどですから。
ナリーズ前幹事長である橋立氏のアテンドで再会し、たまに飲むようになっても、お互い仕事の話は何年もしなかったですよ。私個人的には、「もう一度目立ちたい」色気で近づいた訳では、断じてありませんでした。であるなら、私はハッキリ意思表示をしておかねばなりません。「見ざる言わざる聞かざる」10年の封印を解き、連載終了直前から今日まで、私が何を思っていたのかを。
まず、今でも自己都合で連載を辞めたことは悪いことだと思っています。でも、突然「もう書かない」ではなく、決められた最終回までは書き続けました。長期的目線ではそうですが、短期的には「穴をあけ」てはいません。
次に、「トーナメント出場」にモチベーションを維持できなくなっていったこと。これは心情変化なのでどうしようもないですが、初期に掲げた連載タイトルが重たくなっていったのは事実です。ナリーズ結成とほぼ時を同じくして、サラリーマンとして初めて責任あるポジションに就き、過剰なやり甲斐から釣りの優先順位が下がっていったことも事実ですが、実は釣行回数は当時も現在も大差ありません。
「ハリスを結んでいかない」「仕掛けを現地で作る」ことが、そんなに罪なのか? イコール「釣り熱が冷めた」と括られることが苦痛になっていきました。実際に冷めていったとは思いますが、自分の中の問題はソコではなく、周囲との価値観の相違でした。たしかに、トーナメントの予選でホイッスルが鳴ってから仕掛けを作り出したら士気に関わると思います。それは理解できます。だからこそ、「出ない」という選択肢があってもいい。
でも、そういう訳にはいかないタイトルなんですよ。あまり知られていませんが、実は「トーナメントでの復活というテーマで釣りに再び目を向けよう」という企画だったんですね。「メンヘラ寸前のヤル気ない元ヘラ師が、釣りに再び夢中になって、元気になっていく」過程を描く企画だったのです。そういう意味では、途中まで順調に推移したと思います。トーナメント予選にはほとんど出ませんでしたが、釣りへの情熱は再燃しました。
現在でこそ明確に言葉になっていますが、「釣りは魚が相手」という事実の前に、「対人」でしか価値を計ろうとしない業界の空気にも漠然と疑問を感じ始めます。連載の途中から。
道半ばのトーナメンターが抱いていい疑問ではないんですけどね。タイトルと心情の乖離は広がるばかりで、早いところ全国出場(制覇ではなく)して一旦終わらせたいと思うようになりました。でも時間がない。。
とはいえ、タイトルと内容の乖離は当初から許されていたことであり、田中編集長は本当に自由にやらせてくれました。
とはいえ、タイトルと内容の乖離は当初から許されていたことであり、田中編集長は本当に自由にやらせてくれました。
でなければ、いまだにご評価をいただく「底釣りゼミ」も世に出ませんでした。すべてはプレッシャーに押し潰された自分のせいなのです。
いま思えば、トーナメントモンスター岡田氏(知る人ぞ知る「月刊へら」での旧キャッチは「鉄人」)との確執を描く、田中編集長直筆の連載「傷だらけのチャンプ」の初期に感じた違和感が、現在の既視感だったのかもしれませんね。異動と退職起業が連続し、岡田氏の焼き鳥店に足繁く通った時代はすでに過去になっていました。ちょうどそんなタイミングで始まった連載。
岡田氏を取り巻く環境の中で、私が脇役なのは当然としても、脇役というよりヒールとして描かれているように見えました。あれは岡田氏か田中編集長かどちらかの本音なのでしょう。周囲からのツッコミは笑って躱しましたが、等々力FCの歴史を知る一人として、ひどく傷ついたことを覚えています。それと同じだけ、私も二人を傷つけてきたのでしょう。自分本位な振る舞いは反省せざるを得ません。
「ごめんね。本当は『へら鮒』さんで書きたかったんじゃない? 連載再開をずっと待っていたんでしょう?」
熊谷編集長の言葉です。いやいや、私はそんな立場じゃないのに、そこまで気を使わせちゃいけないですよね。これが、今回この記事を書くことにした最大の動機です。
人生には選択が伴います。選択の連続です。過去の恩を忘れたことはありませんが、今回の私は「へら専科」を選びました。両社からオファーがあった訳ではないので、へら専科のオファーをスルーするかしないか、という選択ですね。
私にそこまでの価値があるとは思いませんが、あると仮定した場合でも、私を選ばなかったのは「へら鮒」も同じです。実際は「俎上にも乗らなかった」というのが現実だと思いますが、それも含めて「ご縁がなかった」としか言いようがないことなんです。10年以上の空白があるわけですから、「移籍」にもあたらないと思います。
以上、極めて個人的な話のように見えますが、「ナリーズ」のルーツを蔑ろにしている訳ではないという弁明も込め、書いてみました。これもまた開き直り、と言われてしまうと思いますが、部外者が面白おかしく推測でものを言うのは良くないと思います。
「河岸変えたお調子者」とか「裏切り野郎」とか(笑)。どれだけ暇なのか知りませんが、くだらない誹謗中傷DMはもうやめましょう。どんなにお詫びをしても埋められない溝があるのだとしても、それは過去であり、現在でも未来でもないのですから。
ナリーズ会長 江成 公隆
2021.9.6
ブログじゃあるまいし、連投かよ? という思いもありますが、前の②は、ぶっちゃけ現在の会員はほとんど知らない歴史なんですね。余計な心配をさせる懸念があり、「書かないほうがいい」部類なのかもしれません。
ただ、そこがナリーズの特殊性です。たぶん会員のほとんどがこのページを読みませんから、心配無用です(笑)。「活字」アレルギーなんでしょうね。ヘラ雜誌もカラーしか見ない。「読まない」じゃなくて「見ない」です。
カラーでも活字部分は飛ばし読み見なのです。写真のみ。まぁせいぜい、読んでもエサのブレンドくらいじゃないでしょうか? ナリーズに限らず、間違いなくヘラ釣りのレベルは落ちていますね。何様? で申し訳ないですが。
30年くらい前は、本当に上手い人が沢山いました。今は、みんなメーカーの宣伝文句に踊らされすぎです。このエサ釣れる、このウキ釣れる、このハリ釣れる……もう、ウンザリです(笑)。
でもまぁ、そういう層が業界の良いお客さんな訳ですから、否定も攻撃もしません。ただ、
30年くらい前は、本当に上手い人が沢山いました。今は、みんなメーカーの宣伝文句に踊らされすぎです。このエサ釣れる、このウキ釣れる、このハリ釣れる……もう、ウンザリです(笑)。
でもまぁ、そういう層が業界の良いお客さんな訳ですから、否定も攻撃もしません。ただ、
「ん? なにか違うんじゃね?」
みたいな気付きがあった時に、別の世界を紹介できるアングラーで居たい、という思いでは今日まで来ました。そしたら、本当にメディアで連載を持つことになりました。
現役時代ならまだしも、オジサン化した「イマ?」という(笑)。まぁ、このへんは個人ブログでも書いたことですが、やはりイマなんでしょうね。オジサンゆえの図々しさが必要という結論です。ある程度「言い切る」ことが、テクニカルな解説には必要です。批判覚悟で発信するのは、若者には無理。老い先短くなってからでないとね(笑)。
冗談は置いといて、会長「様」(笑)が書いた記事も読まない、というのは、ある意味健全だと思っています。忖度なしで集っている証左にはなる訳ですよ。「自称中級=万年ビギナー」にこそ読んで欲しいと思って書いているので、寂しいことは寂しいですけどね。なので、個別に言いました(笑)。
「この記事は○○さん向け」
「その記事は△△さん向け」
それでもたぶん、誰も読まないと思います。それがナリーズです(笑)。読まなくていいレベルの泡舟さんが読んで感想をくれたりして、ちょっと笑ってしまいます。
それにしても人生はわからないものですね。へら専科も昨年は単発記事でしたが、今年から複数本書くレギュラーに収まってしまいましたから。とはいえ、
「君子の交わりは淡きこと水のごとし」
とはよく言ったもので、急激に濃密な関係を築いた相手とはまず間違いなく破綻します。過去を振り返るとみんなそうです。なので、いずれ編集部とも喧嘩別れするでしょう(笑)。ですから、チャンスがあるうちに、誌面で言いたいことをガンガン発信するつもりです。私も人間なんで、承認欲求はゼロではないと思いますが、名誉欲とか権力欲は、そんなに意識していないです。言いたいことを言い終わったら、さっさ退場です。
私はパンピーとして死にたい。もちろん葬式なんて不要。墓も要らないかな。人生は本人が満足するかしないかでしかないんで、管理不可能な死後に自分を偲んでもらいたい欲求とか、私には理解できません。お金を墓まで持っていけないのと同様です。
これも公言してきていますが、個人名がクラブ名の由来ってのは、ちょっと考え直しましょう、と。以前から改名を提案しています。イマは、せっかくサイトリニューアルしたばかりなんで、しばらくそのままにしていただきたいとは思っていますけどね(笑)。修正は大変ですから……。
最後にこれは完全に開き直りですが、上記「君子の交わり〜」は、あまり前のめりにならないことが長続きするコツということであれば、初期のクラブ運営に全力を投じなかった江成というのは、結果オーライでしたよね(笑)?
いやいや冗談ではなく、かなりの部分で真面目に言っていますが、「どうしようもない奴」だったからこそ、休みがちな会員の肩身の狭さもわかるし、他所でケンカして浮いてしまった人の気持ちもわかるようになったと思っています。
結成から6年は不真面目。そこから910年本気で運営してきました。そろそろ自信持ってもいいですよね(笑)。
ナリーズ会長 江成 公隆
2021.9.6
2022.1.1更新
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(毎月第一日曜/正月は成人の日)
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